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第一部 由緒正しい貧乏人 仕事をあまりしなかつたのも真面目さの故である。
第二部 植民地挑戦、支配者の子として
第三部 戦後民主主義、光輝く
第四部 新聞記者への道
第五部 社会部記者、そして暗転
第六部 溌剌たる警察回り、そして遊軍
第七部 社会部が社会部であった時代 原稿用紙に向かうときの裂ぱくの気合
第８部 渾身の「黄色い血」キャンペーン
第９部 病床で飽食日本を斬る
第１０部 正力コーナーへの嫌悪。
第１１部 さらば、読売新聞
競走馬は、手綱につながるハミという鉄具をしっかり噛んで走る。いわゆるハミ受けの悪い
馬は、手綱を通しての指示が伝わりにくい。レースにはペース配分が欠かせないが、スターティ
ング・ゲートを飛び出すや、暴走気味に行きたがり、騎手のコントロールが効かなくなってオーバ
ーペースになるのを、馬に持っていかれる、という。持っていかれてしまったらレースにならな
い。
不当逮捕
にうちの０．５パーセントか１パーセント程度いなくては、社会が保たないではないか。
絶筆 拗ね者の誇り
人間的には好きでも、越えられない一線がある。いわせてもらうなら、それが信条の差であり、
思想というものである。
欲を持つな 金銭欲 出世欲 名誉欲
編集付記 人間の善意と無限の可能性を常に信じていた
私心がないからこそ、本田さんの言葉は人の心を動かす
（講談社 渡瀬昌彦）
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