filemakerpro による相続税シュミュレーション 入門http://www.filemaker.co.jp/company/docs/Editorial_Review_Guide_ja.pdf
1相続関係とソフトウエア起動および相続テーブルの作成
filemakerpro11を使って、相続税法シュミュレーションを作成します。
fillemakerpro11はファイルメーカ社の製品です。
データーベース:データの集まり、データを収集し、管理するためのツールです。
表計算との違い:表計算は一枚の表の画面でで入力し、出力する。データ入力専用画面はない。多種大量データ処理は不便。
データベースの主流はリレーショナルデーターベースで、ファイルを連結して構築でき、重複入力を避けることができる。
コンピュータ専門家でない人が使えるデータベースソフトウエアとしマイクロソフト社のアクセス10とファイェマイカープロ11があり
いづれも機能が充実している。
(1)基本用語
テーブル:レコードの存在場所:,例相続テーブル、ここに相続関係のデータを集める。
. フィールド:相続開始日、被相続人名、被相続人住所、相続番号等の項目で1データを構成する。
レコード: 一件のデータ
ファイル:テーブルをまとめて保存する場所
(2)ファイルメーカープロ11の起動
ファイルメーカープロをクリック
クイックスタート画面で新規作成をクリック
保存場所を設定。例 デスクトップ
ファイル名を設定し、保存をクリック。例 相続
データベース管理画面が表出される。
(3)フィールドの設定:フィールド名、タイプ、オプションの順で行う。
フィールド名:例 相続番号
タイプt:例 テキスト
オプション:例 設定せず
コメント: 記入しておくと後日の参考になる。
作成をクリックすると、1フィールドが作成される。
すべてのフィールドの作成を終了しokボタンをクリックする。
プラウズモードの入力画面が表出する。
新規レコード入力をクリックする。
入力開始できる。
フィールド変更削除するときはファイル>管理でフィールド作成画面で行う。
画面の設計を変更したい場合は表示>プラウドモードい切り替えた。
(4)相続テーブルについて
相続に関する一般必要事項を保持するテーブルです。
フィールドの内容
フィールド名 タイプ コメント オプション
相続番号 テキスト 相続年月日2011/01/01を110101のように設定する。 空欄不可
修正日 日付 テーブルの修正の都度記入する。
相続開始日 日付 グローバル
被相続人氏名 テキスト グローバル
被相続人住所 テキスト グローバル
no テキスト レコードの番号を記入する。
相続年月日 日付 戸籍謄本より、被相続人の死亡年月日を記入する。 グローバル
相続人番号 テキスト 相続人番号1を配偶者に割り当て、順次レコードを管理する。
相続人 テキスト
続柄 テキスト
同居別居の別 テキスト
生年月日 日付
相続人住所 テキスト
法定相続分 数字
相続番号1氏名 グローバル
相続番号2氏名 グローバル
相続番号3氏名 グローバル
備考 テキスト グローバル
適要 テキスト
例 備考記載事項
1.同居区分は同居の場合1を入力する
2.この相続テ−ブルで、被相続人、相続人等相続関係の概要を記述する。
緑色項目:グローバル
黒色項目:入力項目
茶色項目:参照項目
青色項目:計算集計項目
二重下線は空欄不可
摘要欄は個別補足事項を記載
註 参考書 filemakerpro11基礎講座 小山香織著 オーム社発行
基礎はこの本を採用。
filemakerpro開発運用講座 ジエネコム監修 オーム社発行
運用はこの本採用。
第二章 ファイルメーカプロで土地評価
(1)土地評価テーブルについて
土地は相続財産のなかでも重要なデーターです。
相続税法評価通達で詳細に規定されていますが、シュミレーションの段階では、概算で計算することにします。
ただし大筋は、はずさないように工夫します。
小規模宅地等の評価減と配偶者軽減のテーブルは重要ですから、別のテーブルで作成します。
これらのテーブルは相互に関連しますので、リレーションシップ(連結手順)で連結して、効率的な.計算ができる
用にします。
このリレーションはデータベース作成上で重要なテーマになります。
(2) 土地評価テーブルのフィールド
相続番号 テキスト
修正日 日付
no テキスト
所在 テキスト
地番 テキスト
地目 テキスト
地積 数字
正面路線価格 数字
間口 数字
奥行 数字
奥行価格補正率 数字
その他補正率 数字