設立後の経営はどうすればよいですか。
1.事業経営の実際は、経営者の専門事項ですが、経営の基本理念を確立しておかなければなりません。 2.現代は革新の時代ですから、常に変化に対応する努力が必要です。 3.財務・資金については、予算・月次決算で常に現状を把握します。 (1)人件費 (2)設備費 (3)政策費 (4)雑費 の4種の固定費を把握し、この固定費をカバーする、損益分岐点売上高を確保します。 売上高から材料費・外注費等の変動費を差し引いた売上総利益(アラ利益)が固定費をカバーする貢献利益です。 4.資金の増減残高は経営の血液流通を示すものです。資金はキャッシュフロー計算書(資金計算書)で把握します。 資金の流れを左右するものは運転資金の増減です。運転資本は売掛債権+棚卸資産ー買掛債務で計算されます。何よりも売掛金と在庫の管理が要になります。 また過大な設備投資も資金を圧迫しますので、慎重な設備投資計画が必要です。 5.消費税・法人税等の負担も多額になりますので、これらの計算・納税は重要です。正しい租税対策は必須です。
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