インターネットギャラリーこすもす

ITを利用してものをつくる、仕事をするときわめてコストがかからない。たとえべこすもす文庫(事務所発行の小誌)を一冊印刷すると500円かかる。CD−ROMにコピーすると150円ですむ。ただパソコン画面で文庫を見ていただけるかどうか。CD−ROMをプリントして見るためのプリンタを家庭でもっているかどうか。やがて時が解決する問題かと思うが。

例えば30坪のギャラリースペースがあるとする。このスペースをギャラリーとして運営するとする。人件費、光熱費、通信費等の運営費用はすぐ発生する。また、陳列用の什器備品が必要となる。月額30万円程度の費用はかかるだろう。機会費用(判断の結果失うコスト)は50万円となる。

インターネットギャラリーの開設で代替できないか。欠点として、展示物の実体が見られないバーチャル表現となる。美術館で購入してくる目録・カタログのような物でしかない。出会いの場所・雰囲気が演出できない。コストはホームページ作成に20万円、月額維持費1万円、ホームページの更新には更新君を使用する。展示物はデジカメで撮った映像となる。音声も入れる工夫をする。実態のあるギャラリーで入場者を待つのとホームページ訪問者と比較して大差はないかもしれない。ホームページ上に出品者の映像、音声、発言その他を取り入れ、雰囲気を演出できる。コストのかからないインターネットギャラリーを試作しよう。
またパンダ社のアルバムやebook作成ソフトウエア「フリップアルバム」を使って、見やすい電子ブックが作成できる。これで
、こすもす文庫を作成する予定だ。
水墨画の鈴木缶羊先生のWEB内山雨海美術館、蓼科の柏木博物館のWEB化石博物館にこのプランをお勧めした。

20087・07・13